巷は桜の花盛り。
3月に入ってからの卒業式。
年度末から明日の入学式まで
いつもながらせわしい毎日だった。
卒業式と入学式には、大きな桜が必需品です。
使うのは本桜の陽光がほとんどで、
非常に花持ちがする商品です。
私の店の仕事として、最後は4月17日
東広島市の広島大学講堂での
錦織氏のオペラリサイタルへの飾り花として
桜の咲いたものを注文を受けております。
ところで、彼岸にもうけが薄いという
話をしましたが、
この年度末は、とことん市場に花の出荷がなく、
本当に泣かされました。
必ず必要なもの・量は予約しておれば確保出来るのですが
それが生半可な高さではないのです。
平生300円で売るものが仕入れ300円。
100円で売るものが仕入れ85円。
めちゃくちゃです。
せっかく注文を頂いた方には迷惑をかけられませんので
どうしても仕入れは起こさなければなりません。
景気低迷のため、生産を調整しているとか
寒さが続いたために開花しないなどと言いますが
どうも私達は踊らされているような気がしてなりません。